堤防からの花火

いたばし花火大会にて

堤防に寝ころんで見上げる花火。明暗だけじゃない光の妙は、実は「音」にあり。ぱっと開いて、おくれて聞こえる破裂音。その重低音。

夏と花火。夏の土手。草むらの匂い。川辺の涼しさ。た〜まやー、な光景。ニッポンの夏に、ホッとする。光がなくなりうっすら煙だけを残した夜空もまたいいもので。次にあがる花火を待って、ビールをひとくち。

風を感じつつ、打ち上がる花火を、土手に寝ころび見上げる夏に、

ぼくはホッとする。