JAZZ AUDITORIA 2017 in WATERRAS

ジャズに親しむ3日間と銘打って開催されたこのイベント。場所は、御茶ノ水駅から徒歩すぐの「ワテラス」。緑の多いオフィスビルというここに野外特設ステージを組んで行われた。GWの開始を知らせるイベント。春の陽気を越えて、夏日にまで上がった気温が、「JAZZ」と融合する不可思議。

Blue Noteが手がけるイベントだからか?どうも「夜」「お酒」のイメージが濃い。一日3回講演のラスト、それは正真正銘、夜のジャズ、それも野外という特別感が味わえる。いや、特別感という意味では、真昼の、芝生にレジャーシートを敷いて、同エリアで開かれているワテラスマルシェ(露店)からワインとおつまみを買って、食べながら見る、というのも、実に特別だったりする。

演者の撮影はNGなので、ここにはないが、昼公園のラインナップは、どこか子供ものりもりで、思わず楽しい!と叫びたくなるプログラムだった。私は、500円の辛口の白ワインを飲みながら。

真昼の野外のジャズ。これは、心の内部がえぐられるかのように、お酒を飲みながらインハウスで体感する(本来のジャズ)とは違い、なんともホットだった。ふと、それは、大人の空間で聞くジャズではなく、家族で、子連れでも聞けるジャズ、だからか、とも思う。

サックス、トランペット、トロンボーン。ボーカルがしゃがれて世界感を出せば、思わず、踊りたくなる時間は、本当に、ホットだった。