黄金風景
神宮外苑のいちょう並木
東京都
真っ赤に燃える紅葉の高尾山もよし、黄葉する神宮もまたよし。これだけ整えられた木々が、まっすぐ黄金色に輝くと、どうも自然と造られた感が交錯して、まぁ、それはそれで、やっぱりいいな、と思えたりする。臭いのない雄だけを植えているのか、出来たばかりのシェイクシャック(ハンバーガー)やキハチのカフェでも、料理の邪魔どころか、この景色が最高のスパイスになったりして。ただ、ひとつ、人が、ねえ。仕方ないとはいえ、ものすごい数だ。まぁ、それも、のんびり歩いて、子供はいちょうの葉っぱを集めて、親は写真をとり、老夫婦は犬と同じ歩調で、のんびり、のんびり。東京では、観測史上初の11月の積雪があった翌々日。キリリと冷えた中に、この風景は圧巻だ。青空だったら、どんなにコントラストがきれいか。来年は、青空をねらって出向くとしようか。
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