金沢といえば21世紀美術館。
この地のアートの代名詞的な場所の近くにできた施設美術館がここ。

直島でアート巡りをするような感覚で
6つの小さな「箱」をマップ片手に巡るアート散歩は
距離的にもアートの量的にもちょうどいい。

まずはCenterで入場チケットとマップをもらう。
そして、このKAMU Centerの3フロアーには
3人のアーティストの世界が繰り広げられている。

この日は、全6会場のうち2会場が閉鎖。




見られるところを順番に巡る。

まずは、Centerの1階。
レアンドロ・エルリッヒの「INFINITE STAIRCASE」

トリックアートからの不思議世界をミックスメディアで創り出す彼の
階段をテーマにした最新作がこちら。








2階はステファニー・クエールの粗々しくも愛らしい粘土の世界。








3階は桑田拓郎の茶碗。粘土や石や顔料を使ったこどもの作品のようにも見えつつ
ここに伝統をベースにした基礎があり、そこからぶっ飛ぶようなデフォルメがあるから
実に面白く、惹きつけられる。








Centerを出て、マップのQRコードからGoogleマップでナビって
次の会場まで歩く。

商店街のアーケードの中に少し開けた場所にあり
真っ暗闇で、とにかく「香り」が印象的な作品、
KAMU k=k(=の上に点)に展示された諏訪綾子の
「TALISMAN in the woods」








次は袋小路に迷い込んだような空間に
森山大道の写真から唇を切り取って
それをバーに張り巡らせたLIP BAR。
このKAMU Lは、夜、普通のバーとして営業している。








最後は小さな町家で
畳に座って渡辺豪の「〈ひとつの景色〉をめぐる旅」






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KAMU KANAZAWA
@金沢
2022年2月19日(土)