天気、天候、気候と、
数時間から数か月と期間によってあらわす言葉はいろいろあるが、
お天気が、どうも最近おかしいのでは?
と思わせるワード、「観測史上初」。
これが連発されている。


ある地点で、観測を続けてきた中で、初めてのこと、
というのがそれにあたるが、
地球温暖化、環境破壊が原因となっているなどと
合わせて紹介されるので、
余計に、あれ?あれ、あれ、あれ?と思わせる。


ちなみに、よく似た言葉で、
その観測したものを整理して統計化した中で初めて、
という「統計史上初」という言葉もよく聞く。


地球環境は、ものすごく永い年月で変わっていくので、
観測が100年から150年の中で初めて、といっても、
それは、もう何度も何度も起こっていることかもしれない。
が、仮にそうだとしても、
ある一定期間の中で初めてということは、
イコール兆しという捉え方で、注意していきたい。


そういう、時の流れ(曲がり角)にいるように
思えてならない近頃の、
気になるワードだ。


2019年4月6日記