♪大阪、大阪、あれもこれもあんで

ウルフルズが歌う大阪のストラット。
特に食いだおれの大阪には粉もんのメニューが豊富だ。

うどん。大阪に行って、まず食べたくなるのがうどんという
観光客はなかなか珍しいかも知れないが
大阪に住む関西人にとっての
きつねうどんは、まさにソウルフード。

お隣の京都に行けば、
ドンと乗せられたおあげさんは刻まれて食べやすくなる。

歴史を紐解けば、豊臣秀吉の時代からうどん屋があったとか、
それが、江戸時代に庶民の味になったとか。

あぶらあげが好物のきつね、その名を持つうどん。
丁寧なお出汁に、甘めの味付けが癖になる大ぶりの揚げ、
そこに青ネギがアクセントになる
とてつもなくシンプルなメニューの中に
とてつもなく奥深い味わいが隠れている。

餅は餅屋。
関西の多くの一般家庭でもきつねうどんは
簡単な昼食のメニューとして出されるが
店でたべるそれは、まさしく餅屋の餅だ。

たいそうな店構えで、お上品に出されることも増えたうどんだが
駅前でささっと食べるうどんの方が馴染みかもしれな。

が、大阪に行けば
ならではとして、写真にある道頓堀今井のきつねうどんが恋しくなる。

かっこつけずに
ほんまにうまいもんを。

そんなきつねうどんは
やっぱり大阪、ならでは、だ。


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大阪
ならではの
きつねうどん