「エミレーツが来る！」　大きなカメラを抱えた子供が叫んだ。　周りから来るわ、来るわ、飛行機マニアたち。　ここ、関空でしか見れない世界ナンバーワン　航空会社、エミレーツは威風堂々、シャッターの嵐の中で着陸した

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一人でよくこの展望台に来ていたというＭ。この夏、KIXの展望台はレストランやアミューズメント施設を加えて拡張オープンした。その前と後で人の数は倍増どころか、ものすごく増えたという。特に夏休みの、それも土曜。子供たちであふれかえっていた。加えて、関空までの橋が500円という特別プライス中。

アミューズメントフロアにある「管制官」なりきりゲーム、航空シュミレーターゲームは歳を忘れて楽しかった。離陸も、着陸も「失敗」しましたが。

レストランでは機内食が食べられる。これがまた、ケータリング会社が同じなのだろう、そのままの味。エコノミーの狭い席で、両肘を畳みながら「あんまりうまくねぇ」とぶつくさ言って食べては残していたが、、、なんとラウンジ・コンコルドでは2300円もする。これからは、機内で食べるときも、これを思い出し、残さないとＭと誓い合った。

一ヶ月半後、僕はこの曜日の夕方に旅立つ。そのフライトをチェックしていると、ボードには「DELAY」と書かれていた。はぁ、たぶん、僕が乗るときも遅れるだろうなと、のんびりいくことに決めた。

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関西国際空港「展望ホール（Sky View）」へは、
大阪梅田駅からバスで1300円（片道）
関空旅客ターミナルから展望ホールまで
巡回バスで100円（片道）。
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2005年７月30日、猛暑。

僕の知り合いの中で最も飛行機好きだろう
Ｍと展望台に出かけた。
旅をする以外で空港に行くのは
初めてだったが、また来ようと思えた。
そこは、旅をするためだけじゃない、
なんとも特別なスペースだった。