AIと言われて、何となく思い浮かぶ機能に機械学習がある。今、このコトバは、ひとつの大きな革命を起こそうとしている。人間の仕事を奪い、いつか人間を越える。そんな漠然とした恐怖まであるのが今だ。
例えば、工場化が起こったり、石油、パソコンなんかが世の中を変える度に、それによってなくなった仕事がある一方で、それまでになかった仕事が生まれた。今回のAIによる産業革命も、同じようなことが言われ、では、これからは何(どんなスキル)が必要になるのか。
業種を問わず、色んな所に入り込んでくる機械学習。簡単に言えば「分類」するためのデータを用意する(教師データ)場合と、ランダムにデータを放り込んでルールを作り出すものと。そのやり方も様々で、どこまでできるかも、「どう育てるか」による、という。
つまり、この元になるデータをどれだけ用意するか。欲しい結果に対して、用意するデータ。このセンスとスキルが、これからは必要だとされる。
ただし、AIは正解を導き出すものではないということ。
そこに、ある種の人間味もあるとおもったりする。
AIは、いや機械学習は、それがディープラーニングになったとしても、あくまで膨大なデータを分類し、答えを予測して導き出すので、決して「正解」ではない。経験とか、失敗を繰り返して、とか、育てて行く、何てことを機械に使う。それが機械学習だ。
2018.6.10記
マシーン・ラーニング/機械学習