カレー店激戦区・神田で、2012年の神田カレーグランプリでグランプリを獲得した店。カレーライスから本場カリーまでが同じ土俵で投票形式で競う中で、グランプリをとったのは、やっぱりナンが決め手かと思う。

肉厚でもちもち。カレーのルーがほどよく染みこんで、そして逃がさない。邪魔せず助長するナンは、同じく添えられたサフランライスでは出来ない技。オリジナルスパイスの調合で、レトルトまで出ているというルーももちろん見事。

この日のカレーはエッグ、マトン、シュリンプ、チキンバターマサラ（トマト味のチキンカレー）、ベジタブルにマッシュルームの6種。スパイスが絶妙で、ノーマルな辛さでも奥深い辛さを感じるシュリンプと、マイルドなチキンバターマサラを頼んだ。

好みの問題だが、もちもちのナンと相性ぴったりなのはシュリンプ。スパイシーで絶妙だった。上品な辛さなので、ピリリと後になってやって来る。それを優しく包み込むのが、すごく普通のヨーグルト（笑）これがまた、いい。