簡単に言えば、映画の参加型鑑賞スタイル。それがマサラ上映。大阪で生まれ、東京にもやって来たスタイルで、映画離れを3Dでも止められなかった今、注目されている。
元々はインド映画、特にムンバイなどの映画館で行われている鑑賞スタイル。これをマサラと名付けた日本人によって広まった。紙吹雪が舞い、クラッカーがはじけ、踊り歌うスタイル。
ストーリーの内容に合わせて、気持ちを入れ込んで歌い踊るスタイルは、若者を中心に人気を集め、リピーターも呼ぶというから、楽しさは納得だろう。
例えば、大ヒットの「アナと雪の女王」。一緒に歌う劇場が多いところを見ると、ストーリーと一体になるのは、やはり気持ち良いのだろう。
インド映画のブームはすぐに去った日本で、この鑑賞スタイルが根付くかどうか。
クラシックコンサートを鑑賞するような映画の見方から、ライブハウスで踊るスタイルへ?
大きく変わる可能性を秘めているかも知れない。