【左】Tacos de la casa(Casita style)(タコス・カシータ・スタイル チキン・チーズ・ハラペーニョ\820【中央】Tacos de Nopalitos(サボテンのタコス)\861【右】Camarones al Mojo de Ajo(海老にんにく炒め)\2,079

【メキシコ料理】
La Casita(ラ・カシータ)@代官山

2008年6月28日(土)

トルティージャの香ばしいコーンの香り。堅すぎず、柔らかすぎない絶妙な加減のそれをくるくる丸めて頬張る。中から飛び出す汁がもったいないとばかりに一気に口へ。旨い。ザ・メキシコ料理ともいえるタコスも、香りと辛さとクセが妙味だったりする。ある時は巨匠、またある時は鉄人、そんなテレビ出演の多いシェフが店内を回り、お客さんと会話を愉しみつつ「うちはね、香辛料やら調味料をメキシコから直輸入しているので……」。なるほど!だから向こうで食べる味がするのか、と納得。エンチラーダス・ロハスを始め、メキシコ料理は「ソース」が素晴らしい。ソースの料理だ。だから、空いた皿はすぐに下げず、例えばパンに、もしくはメキシカンライスにかけて食べるのがいい。
同行者Reが「絶対食べる!」と宣言していた「サボテン」。なんでもウチワサボテンは、カルシウムが牛乳の29倍もあって、美肌効果や血糖値を下げるのにもいいとか。究極のダイエット食材らしい。そんなウチワサボテンを奥深い味に辛さを足した絶妙なソースをかけてトルティージャで巻く。旨いかどうかは人それぞれにしても、メキシコ料理を代表するタコスと、メキシコのイメージにぴったりなサボテンを一気に頬張れる夢のコラボレーションでは?

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