Dodgers Experience at MLB Tokyo Series
ドジャース・エクスペリエンス展 at MLB Tokyo Series
@虎ノ門ヒルズ TOKYO NODE
2025年3月15日(土)
東京ドームで、来日したドジャーズが巨人とプレシーズンマッチを行う土曜日、少し離れた虎ノ門で開催中のドジャーズ展へ行ってきた。これは、ドジャーズ vs カブスの東京シリーズを記念して開催されたもので、よくある記念展にしては、想像以上に充実した内容だった。何より、体験型を謳うだけあって、VRの世界観は、けっこう本格的で楽しめた。
チケットは3種類。どれも普通の展覧会より高めの値段設定だった。これはインバウンド価格?と疑いたくなったが、展示内容を見て、まぁ、ある程度は納得かと。まずは受付の後ろに置かれた等身大?パネル。MVPトリオ(ベッツ、フリーマン、大谷翔平)に加えて、山本由伸と佐々木朗希が並ぶ。その後、天球型ドームで没入型の映像体験へと続く。ドジャーズの歴史あり、昨年のワールドチャンピオンまでの軌跡も、素敵な映像で楽しめる。そのままパネルや直筆サイン、40-40達成のベースに57、58盗塁のベース、様々試合で着用したユニフォームなど充実した展示が並ぶ。
ドジャースタジアムを疑似体験できるバックパネルやデジタルサイネージが、フォトスポットとしても素晴らしかった。個人的には(世代的には)、NOMOもしっかりと展示されていたこと。あの頃、大学一年生だった私は、野茂英雄がオールスターのマウンドに立った時の興奮。あれから、数々の投手がドジャーズのユニフォームを着て、そして、今があるという流れが、日本人としても誇らしく、十分に楽しめる。
そして、ワールドチャンピオンのトロフィーが輝いていた。その奥に、ボブルヘッドのコレクションが一気に公開されていて、これが観戦にいったらもらえるの!と驚きでもあった。
ここまでの展示を見るだけのチケットがスタンダードパス。これに加えて、日本初上陸となる2024年ワールドシリーズ優勝トロフィーと、2020年のワールドチャンピオンのみが手にした本物のチャンピオンリングを実際にはめて記念撮影ができ、大谷翔平と山本由伸と記念撮影ができるフォトブース、さらには公式戦で使われているヘルメットやバットをもって写真が撮れる体験ができるのがチャンピオンパス。記念撮影までに1時間ぐらい並んだ。
一番いいチケット(高いチケット)はレジェンドパスで、上記のものに加えてVR体験ができる。思った以上に本格的で、想像以上に楽しめた。体験できるのは2種類。一つは、360度のグリーンバックスタジオで、ピッチャーとバッターの二刀流を演じ、それがドジャースタジアムで再現される。ボリュメトリックビデオ技術を使った50台以上のカメラに囲まれ、スタッフも5〜6人が常駐する中で、立ち位置と持ち時間を使って演じる。この体験自体、なかなか貴重で、CG映画で演じる俳優の人って、ほんと、こんな中で演技をしてるんだぁ〜と、変なところに関心したりして。出来上がったデータは、スマホにダウンロードできる。
そして、もう一つ。VR野球体験は、大谷翔平と山本由伸が投げるストレートやスプリットなどを「打つ」か「捕る」のどちらかが体験できる。ゴーグルをつけて、ドジャースタジアムの中に没入した後、大谷翔平がストレートを投げ込んでくる。打つ体験を選んだ私は、もちろん、ぐーんっと伸びてくる球に振り遅れる。もう投げた瞬間にふるぐらいでもOKだった。とはいえ、そこに変化球が混じるから、なかなか打てないのだが。結果は、8打数1安打。最後に示された年俸は、500万円だった。
期間限定で、その期間も短い展覧会だけに、週末は特に込み合う。それを予測して、週末、ただでさえ高めの値段設定が、さらに高くなるが、それでもチケットは売り切れ状態。そして、時間が決められているにも関わらず、結構並ぶ。とはいえ、並んだ時間も合わせて3時間弱、十分に楽しめる展示会だった。
開幕戦はもちろん、プレシーズンマッチに公開練習まで、どうしてもチケットが欲しくて、狙ってはみたものの、全敗だった経験からして、このドジャーズ展、救いの体験となった。