日本ならではの

「餅つき」

餅つき機でこねて、ついて、出来上がって丸めて餅粉をうって。そんな家庭で育った私にとって、餅つきは年末の恒例行事で。その餅を何個も食べて、まだ飽かず、餅は日本の最高の食文化だ、なんて思っているわけで。

餅は餅屋。そんな言葉があるように、その昔は各家庭で餅を作っていて、とはいっても餅屋の餅はさすがプロ、みたいなニュアンスで。

今、餅つき機で餅をつく家庭すらあまりない、と思う。我が家はそうだ。実家ではついこの間までついていたが、いよいよ止めてしまった。

臼と杵で餅をこねて、合いの手に合わせてついていく。そんな光景が珍しくなればなるほど、わざわざ出かけてみたりして。

二歳になる我が子は、餅つきを初体験。リズムよくうたれる様子にテンションがあがり、きなことあんこのつきたての餅をほおばってました。

数件の家族で、共同出資のもと臼と杵を買おうかな、なんて。

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