飛行機・リニア・鉄道 in 名古屋

@セントレア、リニア・鉄道館(名古屋)

2015年09月11日

■リニア・鉄道館

SCMAGLEV and Railway Park

JR東海。東京と大阪の間を10分に1本、16両編成で走らせる新幹線のぞみ・ひかりの過去の進歩と、東京と名古屋の間を40分でつなぐ次世代のリニア新幹線を展示・体験させてくれるのがこちら。東京や大阪からわざわざ来る人も多いのは、やはり、この2大都市をつなぐからか。ハイライトとしては、ゼロ系展示で中にも入れること、そのゼロ系のドクターイエローがあること。

まず、10時オープンでもその前に行って、シュミレーターの予約を。新幹線N700系のシュミレーターは桁外れの大画面で臨場感たっぷり。ただ、一回に数人なので、どうしてもやりたければ、時間差で何度も申込む必要があり。私が訪れた金曜日ど平日の午前中は、ノーマーク(というか当然か)の幼稚園や小中学校の社会見学組が多かった。その他の客の姿はまばら。
展示物としては、特急と新幹線のいろいろ。300系新幹線の食堂車がなんともいい。もちろん、ゼロ系の食堂車もいいが、どちらかと言えば300系の方が完成に誓い。その他、特急系のレトロな車両を眺め歩いて。
自分の名前が印字できる切符(新幹線の)や、パンタグラフ、レール替えなど、学んで遊べる装置で、息子は訳も分からず楽しんでいた(つまり、3歳の子供でもやっぱり楽しんでしまうのが、新幹線のすごいところ)。
駅弁が並ぶ売店で買って、二階のテラスでゼロ系を見ながら食べる。もちろん、屋外に展示されている車両は、中でお弁当が食べられるが、食べるように改良した大宮の鉄道博物館とは違い、ここはそのままの車両なので食べにくいのは?とも思う。
私のメインはなんといってもリニア。L〇系の乗車体験ができる。順番待ちで十人ほどがモニターのある装置の中へ。そこには実際に使われる座席がある。これが、振動を抑えるためかフカフカ(ここまでふかふかにしないといけないほどの振動があるのか??)。肘掛けにもクッションがあるので快適だ。全面のモニター、再度の窓に取り付けられたモニター。時速500qの世界は、のぞみのスピードまで減速すると、よりいっそう速さを感じる。車輪で走行して途中で浮かび上がる飛行機のような仕組みにも感動。上海で乗ったリニアは、スタート時にフワッと浮かび上がったが、日本のは車輪でも走るのか。

centrair

■中部国際空港セントレア

海上に埋め立てて造った国際空港。開港して10年になる。関西国際空港から10年ほどたってできたトヨタ社員専用空港と言われつつも、今は30ほどの航空会社が就航している。

さて、空港。立体駐車場が「M」まであるあたり、車社会を感じさせつつ、ターミナルへ。名鉄の駅直結で始まる空港は、段差を感じさせず、自然と4階まで上がれる印象。ストレスをほとんど感じさせない設計は、さすがにグッドデザイン賞だ。三重のサミットを記念して、航空会社のカウンターには忍者が。そのまま斜めのすんなり昇って4階まで。

展望スカイデッキは、滑走路をほぼ見渡せる位置にあって、テイクオフもランディングも見渡せる(個人的には到着してくる飛行機の角度が好き)。

海上だけに強風の日はすさまじく(関西空港の展望デッキも強風でコンタクトレンズが飛んだというレアな経験があり)。訪れたのは金曜日の午後。ゲートにはエティハド航空がポツンとある状態・・・。なんだ、こりゃ、国際空港か?と思っていると、JALから始まり、マレーシア航空、デルタ航空と次々に着陸。全日空も飛び立って、逆にいい時間に行ったんじゃないか?と。

セントレア一番人気のお土産「赤福(なんじゃそりゃ)」ではなく、二番人気の「名古屋 小倉トーストラングドシャ」((株)東海寿)を買って帰る。

※家族全員、鍵は尾翼のキーホルダーにしていて、KLMとアルゼンチン航空だったのが古くなってきたので、ルフトハンザ ドイツ航空とサベナ・ベルギー航空のものを購入。アルゼンチンといい、ベルギーといい、私はなくなったキャリアが好きなようです。




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