チャーハンと確実に違う、と言えるのはニンニクや唐辛子の他にサンバル、ケチャップマニス、トラシなどの調味料を使うからだ。その独特の調味料が、インドネシア特有の奥深い辛さを出すから堪らない。タイのカオパットも個人的には大好きだが、ナシゴレンとは違う。日本で食べるナシゴレンも、また現地で食べるものと違う。

初めて食べたのはジャカルタで。そこからジョグ・ジャカルタに移動しても食べていた。インドネシアと言えば、ナシゴレンかサテ、時々ソト・アヤムのライス入りといったところ。

とにかくインドネシアの米がナシゴレンにぴったりなのだ。郷に入っては・・・の法則で行くと、インドネシア、特にバリでは海鮮もおいしいので、とにかくナシゴレンが美味。ヒンズー教の少ないバリでは豚肉入りも食べることが出来る。

バリではライステラスでも有名な通り、米作りが盛ん。気候も雨期・乾期はあるものの、一年に三度米がとれる三毛作。周りが海で海鮮ものも豊富。えびせんも絶妙にしなやかでくせになるほど旨い。

複数で行ったなら、ナシゴレンとミーゴレンを頼んで、麺とライスのシェアで。

独特のスパイスが、本当に堪らない。

上から「alon alon cafe」（ライステラス）、フォーシーズンズリゾートジンバランベイのルームサービス、一番下は同じく朝食。