訪日する外国人観光客が増え、国内の観光地を整備しようとする動きは、街道を作ったり、遺産を整理したと、欧州がかつてやったような動きを日本でも見せている。

そして、気になるコトバ。
そんな動きの中で、今年、2016年7月。新たな展開として国内の国立公園を、世界水準の【ナショナルパーク】にしようと・・・。

以下、朝日新聞より。「環境省は22日、外国人観光客の誘致強化に向けて国立公園をブランド化する事業の候補に、阿寒(北海道)や日光(福島、栃木、群馬県)、阿蘇くじゅう(熊本、大分県)など8カ所を選んだ。25日に有識者会議で正式に決める。この事業は「国立公園を世界水準の『ナショナルパーク』へ」などの目標を掲げた政府の新観光ビジョンを受けて開始。主な観光ルートからの利便性や、外国人観光客を引きつける魅力や将来性、地域的な偏りの少なさなどを基準に選び出した。「国立公園満喫プロジェクト」として、東京五輪・パラリンピックのある2020年までに、外国人向けガイドツアーの開発や宿泊施設の充実、海外への情報発信強化に取り組む。環境省は当初、選定対象を「5カ所程度」としていたが、地元自治体からの誘致合戦が過熱。「甲乙つけがたく、絞りきれなかった」(幹部)という。(小坪遊)
 
■選ばれた8カ所
阿寒(北海道)、十和田八幡平(青森、岩手、秋田県)、日光(福島、栃木、群馬県)、伊勢志摩(三重県)、大山隠岐(岡山、鳥取、島根県)、阿蘇くじゅう(熊本、大分県)、霧島錦江湾(宮崎、鹿児島県)、慶良間諸島(沖縄県)


2016.07.31記






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