ニッポンの夏ならではの
「夏まつり」

金魚すくいがあって、ソースをぬりたくった「えびせん」にヨーヨー釣り。バナナチョコにリンゴ飴がきて、やっぱりたこ焼きがあったのは生まれ育った地域がらか?

近くの神社や公園なんかで開かれる地域の夏まつりは、「フェスティバル!」や「カーニバル!」とはまったく趣を異にしたニッポンならでは、を感じる。幼い頃の、といっても小学生ぐらいまでの「お盆」には、いつも楽しみだったのを覚えている。大きな花火が上がるわけでもなく線香花火で、ド派でなリズムで踊り狂うでもない「盆踊り」。日本の伝統?とまで重々しくないところが、またいい。

夕涼みがてら出掛けて、ゆっくりした歩幅で一周するちょうどな距離感と、初デート?を思わせる初々しい中学生たちなんかもいたりする、うん、やっぱりニッポンの夏ならでは、だなぁ。

(東京・広尾にて)

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