リニア中央新幹線が本格始動する未来の東京は、
陸の玄関口が「品川」になる。空の玄関口、羽田からも直通の品川。

かつて、丸の内を中心とする「東京駅」から、
都庁が「新宿」に移り、副都心といわれた。
今、新宿にはいろんなモノが集まっている。

空と陸の玄関口を繋ぐ場所。
その品川へのアクセスも抜群な臨海エリア。

ここには広大な敷地がある。そして市場も来た。
東京オリンピックの選手村を始め、新しいモノが生まれ
そんな未来投資ともいえるタワーマンションが高額で売買されている。

日本経済新聞では、この臨海エリアの成長領域を
「ネオトーキョー」と称し、臨海部経済圏の未来予想図を描いている。

以下、引用(2018.10.23 日経新聞朝刊)
東京臨海部の広大な敷地を舞台に、
大型マンションやホテル、オフィスなどの
複合的な開発が急ピッチで進んでいる。
2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、
開発の波が押し寄せている。
新たな成長地域「ネオトーキョー」が姿を現す
臨海部経済圏の可能性を探った。
(略)
東京都や民間が臨海部にこれだけ力を
入れるのは1980〜90年代に浮上した
「臨海副都心構想」以来だ。
商業施設が相次ぎ開業、
フジテレビが本社を台場に移したが、
オフィスの集積は進まなかった。
95年に当時の青島幸男知事が
世界都市博覧会を中止したこともあり失速した。
(略)
今回、臨海部に訪れた2度目の開発の波。
20年7月には新客船埠頭
「東京国際クルーズターミナル」が開業する。
青海はカジノを含む統合型リゾート(IR)の
候補地にも名前が挙がる。


この先のネオトーキョーの姿が、
今の東京とどうリンクするのか。
臨海部の寂れは、東京だけではなく大阪でも聞く。
その大阪でも、大阪万博誘致に夢洲を置いている。

今、そんな未来の東京に向けて
興味深い言葉だ。

2018.11.10記