前回から半年経って、あと二年で開幕する東京オリンピック。そのメイン会場(の完成予想図)で印象的な屋根の部分、木枠が傘のように開く様子が垣間見れるようになってきた。撮影にいったのは午後5時半頃。最寄り駅には、中で作業をしているだろう作業員たちが従業員専用の出入り口から出てくる。今日の仕事も終わったという安堵感ようなものを持って。連日の猛暑。作業の過酷さは想像に易い。これだけの規模のものを作り上げるには、あと二年が「しかない」という印象。それでも、世界中が注目するオリンピックの、そのメイン会場となる訳で、その後も、おそらく国立競技場として様々なスポーツの聖地になるわけで。そのための工事なので、着実に高い時点を目指して欲しいな、と小学生になったばかりの息子と一緒に一枚。前回よりも二十メートルほどずれた地点で、夕日の逆光を避けながら撮った。
※大江戸線の「国立競技場」駅から、神宮球場へ向かう道の交差点にて
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新国立競技場 定点撮影(2018.07.14 花開くような屋根の傘)