沖縄ならではの「リズム」
沖縄には「沖縄時間」というのが存在すると聞く。それは、沖縄へ旅に出ると、旅の雰囲気と「沖縄時間」というのがぴったり合うというか。集合時間というのは、その時間から「用意し始める」から、その時間に集合場所にいるということはない、とか。いろいろ聞く。その、セカセカしない感じが、旅中には、特にリゾートホテルにいるとなんともぴったりだが、沖縄で働く人には(特に、沖縄に転勤になった人)、とんでもなく、最初は、苛々するとも聞く。
沖縄には、その時間に流れる独特のリズムもまたある。私は、その沖縄ならではのリズムが大好きだ。サンシン、太鼓、ぴゅ〜ぴゅ〜という口笛に手の舞い、そして足で踏むリズム。なんとも心地良い。
そんなリズムに、子供は敏感に反応し、そのリズムを体感する。沖縄で生まれ育ち、周りのリズムが染みこんだ人のダンス、パフォーマンスは、本当に見てて気持ちがいい。そんな時間とリズムを感じられるのが、東京で言えば代々木公園のOKINAWAまつり、ということになる。毎年、初夏の5月の週末はここに集っている。