オリガルヒ

ソ連崩壊後のロシア。政治や経済が資本主義体制へと移行する中で生まれた新興財閥。それがオリガルヒ。有名な一人として、ロマン・アブラモビッチがいる。２歳半で孤児になった彼は、石油やアルミニウムで財を築き、プレミア・リーグの人気クラブ「チェルシー」を買収した。自家用機はセスナなんてものではなくボーイング767。「幸せはカネでは買えない。いくらかの独立性なら買える」と彼。他にも、ウイルスソフトで莫大な資産をつくったカスペルスキーなど、成長ロシアの大富豪は何かと話題だ。