「パリに行こう！」と決める人の多くは、「凱旋門みてぇ、ルーブル行ってぇ、エッフェル塔にのぼって、、、ベルサイユも行きたいな」なんて思うもんですよね。つまり「在りモノ」を目指して憧れたりするわけです。でも、パリッ子たちからするとそんな在りモノじゃ「夏気分」は満たされず、特別な何かが必要だったりするわけです。

パリに住んでるリホさんから夏限定のイベント「パリプラージュ」と、夏の間だけお目見えするチュイルリー広場の観覧車の写真を送ってもらいました。リホさん曰く、「パリでバカンス気分が味わえるように」というコンセプトのもと、日本でも有名なセーヌ川沿いの「人口海岸」や、ビーチバレー場、ペタンク場、さらに臨時図書館、フリークライミング、ローラースケート、トランポリン場などが設置され、夜にはコンサートもあるようです。うだるような暑い日が続く日本に比べると、「夜の外出にパーカーを羽織ることもある」なんていううらやましいパリの気候。夕涼みがてら、川沿いを散歩するのも、うん確かに「バカンス」ですよね。