美術館と子どもの遊び場を中心とする複合文化施設
PLAY! MUSEUM
@東京・立川駅北口
2020年7月4日(土)

立川駅からIKEAまでの途中に広大な「空き地」があり
IKEAって遠いなぁ、と思っていた記憶。
が、そこに新街区「GREEN SPRINGS」が出来ると
並木通りに調和した建物、
入る店舗のオシャレさが相まって
IKEAが近くなった、というか。

緑が多く、
所々にアートがカラフルで、
水が豊かな池(休憩所)と階段を流れる水(遊び場)が融合。
なんとも落ち着けるエリアが広がる。

その一角に出来たのが、ここ、PLAY。
遊びとアートを融合させた大人と子供の施設と言ったところだ。

(勝手なイメージ、こういうのは横浜に出来る、というのもあった)

ありそうでなかった、を謳うこのミュージアムは、
いわゆる「ザ・体験型のミュージアム」。

単に、絵を描いたり、ゲームみたいなものに参加するのとは違って
しっかりと「遊ぶための施設」があって
そこでしっかりと遊ぶというアートの空間がある。

オープン記念の展覧会は、まず「かお」。
身近なもので顔をつくったり、身近なところの顔を探したり。
かおカオス、というインスタレーション(というより遊び場)は
大人もしっかり楽しめた。

そして、エリック・カール展は
あの色の成り立ち、実際にエリック・カールが色を重ねていく映像
そして食べ物、動物のカラフルな原画。

ここは「美術館」という要素をしっかりと見せてくれる。

これからも子供から大人まで楽しめる展覧会が行われるのだろうが
私は、個人的にずっと、バルセロナにある「ミロ美術館」と
イメージを重ねていた。

春夏秋冬で空気感を(ある意味)借景として
この屋内空間を思い切り遊んで欲しい。

そんなことを期待して。



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