.

.

1870年代後半から、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方の
アイデンティティを呼びかける文芸復興運動。簡単に言えばフィ
レンツェで起こったルネッサンスのバルセロナ版。
当時、マドリードを中心としたカスティーリャに押され、強いライバル
心をもったカタルーニャの人々は「スペイン語」ではなく「カタルーニャ
語」を使っていたとか。この中に、カサ・ミラやグエル公園、サグラダ・
ファミリアで有名な建築家アントニオ・ガウディもいる。時代の潮流に
うまくのって、ガウディはいちやく有名な芸術家になる。
この後、フランコ時代を迎え、このカタルーニャから出たピカソもミロ
も、ダリも、みんなパリに出て一旗あげるようになる。
が、これだけの芸術家が生まれる土壌、カタルーニャの出発点と言っ
てもいいのでは?
イスラム文化とキリスト文化がうまく解け合い、そして独自なものを誕生
させた彼らの「作品」に影響される「現代モノ」も多い。

ラ・レナッシェンサ

EL TEMPLO EXPIATORIO DE LA SAGRADA FAMILIA
住所: MALLORCA, 401 08013 BARCELONA
TEL.: 93-207-3031 FAX: 93-476-1010
開館時間: 10月-3月 9:00-18:00、4月-9月 9:00-20:00
料金: 8ユーロ (塔を昇るエレベーターは別途2ユーロ)
アクセス: 地下鉄SAGRADA FAMILIA (L.2,L.5)