夜から始まる日本代表戦(キリンチャレンジカップ2018 vs ガーナ戦、2018年5月30日、日産スタジアム)の観戦のため、午後の2時半には渋谷駅にいる。横浜に向け、出発。東横で菊名、そこからJRで最寄り駅まで。予報では雨。それも高確率。行きの段階では重い曇り空。日産スタジアムには早くから自由席の人達の行列。息子はタオルをねだる。そしてロシアに持っていくという巨大フラッグにメッセージを書く。

この試合、応募していたキリンキッズサポーターに当選して、16時に集合、息子は選手のロッカールームや記者会見場、ピッチサイドに降りて、選手を応援。試合が始まっても帰ってこなかったほど、びっちり3時間半楽しんでました。

いざ、出陣。この日の演出は、入場者全員に青く光るブレスレットが配られ、選手入場時に場内が真っ暗になった。始まる。4年に一度のW杯が。その前の最後の国内戦。この試合の翌日にはメンバー選出・発表が行われる。そんな大事な試合は豪雨だった。対戦相手のガーナの身体能力は高い。それよりも不安なのは突然の監督交代。それに加えて、海外組のけが人。まぁ、いろいろある。二軍だというガーナと、どこまで戦えるか。

代表戦の試合前は独特だ。国歌斉唱があるだけでそれを感じる。ゴール裏は盛り上がり、その熱を、気持を、パワーを少しでも届けようとする12人目のプレーヤー、ファンの思い、サポートするサポーターの気持。

この日、私たちが取っていた席はバックの二階席。ほぼ中央で全体が見渡せる。そして、当選したキッズサポーターの席はメインのカテゴリ−1と2の境目。雨にちょうど濡れない良い感じの席。

ぐるりとまわりながらどちらからも試合を見る。興奮しつつ応援する。長友のワンタッチ、本田の本気の俺様発揮、そして大迫の相手を背負いながらも攻撃。

先制点を許し、崩され、ちぐはぐで、個々の力が分散しているような試合。確かにかみ合ってない、どうも煮え切らない、日本代表の、このチームのやりたいことがよく分からない。そんな風に思うが違う。私たちファンが出来ることは応援。1つのパスが、1つのプレーが繋がり結果に結びつくように。

がんばれ、ニッポン。そんな風に
勝ちに向かって声をあげられる
日本代表戦は、いつもホットだ。