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キリンチャレンジカップ2019
SAMURAI BLUE(日本代表)vsコロンビア代表
2019年3月23日
@日産スタジアム(横浜)

前回、ここ日産スタジアムでサムライブルーを見たのはロシアワールドカップの直前。電撃で監督が交代し、再出発をした2018年5月だった。それから時は経ち、監督が替わり、主要メンバーも一新。言ってみれば、新たなサムライブルーを見るために。と思っていると、香川、乾といった新旧を交えての体制作りに、森保ジャパン、ただものじゃないな、と思いつつ、室屋、橋本、中島といった東京メンバーが多い事に、なんとも、勝手に身内意識も高く。これまでの日韓戦、vsガーナ戦とは違う、コロンビア戦。W杯では10人のコロンビアに確かに勝利したが、本当のコロンビアは強い。まだまだ相手は完成したメンバーではないにしても、中島、南野、堂安のビック3がどう挑むか、そこに柴崎、室屋がどう絡むか。サッカーが上手い、下手なんてとうに越えた「勝負」は、もっともっと根源的なところにある、と。

キックオフ早々、攻める日本。スピーディーであり、締まった試合の流れ。これを生で見られることの幸せを感じながら、大興奮の前半が終わり。日本の技術がすごい。相手がコロンビアだということを忘れるぐらいに素晴らしい。と同時に、コロンビアのボールタッチの柔らかさ、そして個人技。

なんてレベルの高い試合なんだ。

結果は、PKで失点した1点が決勝点になって、0−1の惜敗。だけど、間違いなく、今まで観戦した試合の中で一番面白かった。一番、日本の可能性を感じた。そして、これからも全力で応援しようと思った。そんな試合だった。