旧年の12月15・16日と、年が明けて今年1月の15・16日。東急世田谷線の世田谷駅と上町の間。ずらりと市（露店）が並び、声を上げる。

1月、冷えた最終日の16日。ある露天商はこたつを用意し、多くはストーブを置いていたり。東北の復興市では、電波少年のなすびさんが大声で客引きしてた。

近所の中高生は、お祭り気分。中学生の多くは同姓の友達と、高校生になるとカップルで、愉しんでいたり。いや、なんとも楽しげ。

最終日の夕方から夜になると、値段もどんどん下がってくる。その分、ぼろ市名物の代官餅は売り切れになり・・・。

とにかく、沖縄料理店が店の前で出していた八重山そばや、なぜか九州の中津からあげが美味しそうで・・・。

そもそもは400年以上前、この地で市が開かれ、特にボロ布を扱っていた市が多かったことから、ボロ市と呼ばれているという。

ボロだけではなく、関東一円から珍しい露店が並んでいた。骨董品や銅をつかったキッチン用品、緑に檜にお皿、雑貨。

買いたい！と思って、いや待てよ、と冷静になってやめた「臼」、来年こそは買おうかな。