SHIBUYA SKY
渋谷スカイ
@東京
2019年11月24日(日)

変化し続け、それが完成に向かいつつある渋谷で、今月またひとつシンボリックな建物が完成した。世界的にも有名なスポット「渋谷のスクランブル交差点」をビルの名前にしたこの建物。テナントの豊富さや目新しさにも注目だが、なんといっても「屋上からスクランブル交差点が見下ろせる」という点が大きな注目を集めている。

オープンの2か月前にオンラインでチケットを買い、大人1人1800円を払って入る屋上展望台。それは、有りか無しか。そんな「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」について、概略を記すと、ここは単なる屋上展望台じゃなく、〈渋谷上空229mの展望装置〉なんだということになるかもしれない。

まず、14階〜45階の移行空間を「SKY GATE 」と称し、 ‐感性をひらく路‐をコンセプトに光の空間を(ドラえもんでいえば、タイムマシーンで移動しているあの暗闇)演出。そして、地上約230mの屋外展望空間「SKY STAGE」。ここは、ハンモックでゆったりしたり、全面ガラス張りで、まるで空中の中にいるように感じるフォトスポットなどがある。それだけで終わるのではなく最後には、46階の屋内展望回廊

「SKY GALLERY」で、近未来的なデジタルとリアルの融合が体感できる。予約は1回20分。実際に行ってみてどうだったかというと、、、

まず、雨予報で屋上に行けるのかどうかが心配な中で、なんとか雨が止んでホッとしたが、展望スポットで配置されたソファはじんわりしめって、ハンモックは濡れているので使用禁止だった。が、完全予約制なので混雑しすぎることもなく、やっぱり、ガラスの塀が低い箇所は、開放感が凄まじい。そして、ヘリポートの人工芝も、ごろーんとできるから気持いい。大都会のど真ん中で、こんなに「空と一体感」になれる場所は、まさにシーニック。個人的には、六本木ヒルズやスカイツリーよりも開放感が好きだ。

ここで、変貌し続ける東京を定点観測したい。そういうシーニックスポットだ。


     


屋上の開放感に加えて、デジタルとの融合。それも楽しめるのかここの魅力。


               


     




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