下北沢音楽祭
SHIMOKITAZAWA MUSIC FESTIVL 25TH

@世田谷区下北沢
2015年07月11日
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25回目の落ち着き。アートの街としてのポテンシャル。晴天が手伝って、ここに音楽の溢れる街の魅力が凝縮されたフェスティバル。夏のSALEで呼び込む声と、ギター、ブルーハープ、バイオリン。溢れる生音は、やっぱりいい。演じる側も見る側も、なんとなく遠慮があって、そろっと見る感じの始まりの中の始まりをちょっとかじって見て。関係者だらけの感じも含めて、いいなぁ、街の音楽祭って感じで、と。

ちょうど小さな劇場のオープンと重なったりもして。小田急線の下北沢地下化に伴う工事中の中。何だろう、とても不可思議にいろんなモノが混在していて、ふと思う。ちょっと待てよ、これ、音楽祭じゃなくても、このぐらいの感じは出てるんじゃないか、と。本屋、服屋、そしてとにかくラーメン屋。タイや沖縄、スペインにイタリアンのフードパラダイスに、劇場の俳優のタマゴがいて、+音楽。この街から発信できるパワーは、昔とは違って「最新」じゃなくどこかレトロかも知れない。だけど、持ってる絶対的な力が、確実に存在している。蕎麦とロック!と銀色のバイオリンを奏でるバンドを見ながら、強く思った一日だった。