Metro-Bewilder


宿





@東京・新宿
2020年8月29日(土)

2020年7月19日リニューアルした新宿駅東口の駅前広場。
東口といえばアルタ前、もしくは交番前というのが待ち合わせ場所のメッカで、こちら側は、タクシーが通ったり、工事中だったりというスペースだった。

そこに、座って待てるスペース、
都市型の広場としての要素を兼ね備えた
場所ができたことはうれしい。
知名度はまだ低い時期に行ったが、
ここに、「人」が集まり、
そして完成した空間は、
新宿の新しいシーニックススポットに
なるように思う。

このリニューアルは、現代アーティスト・松山智一さんによるもの。コンセプトは、“都会を意味する「メトロ」、自然を意味する「ワイルド」、当惑を意味する「ビウィルダー」をかけ合わせた「メトロビウィルダー(Metro-Bewilder)」"
だという。ここに、高さ7mの巨大モニュメント「花束を持っている少年」を置き、それを囲むように椅子とテーブルを配置。その背面には、ゆったりしたベンチが置かれている。和の花模様をカラフルに配置したここは、いつまでも、この配色が映えたままであってほしいという美化にも興味を抱かせるデザインで、渋谷のハチ公のように、この花を持つ少年のモニュメントがシンボリックになることを期待して。ちなみに、ここからアルタをみることもできる。

それにしても巨大な新宿駅。東と西、南など「出口」で1つずつ街があるようで、ミライナタワーの南口に続いて、この東口。あとは、数年後の西口の街開きをもって新宿が新たに出来上がる。それも楽しみだ。



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