最近、雑誌やネットで注目されているエリア、松陰神社前。どこに、あるのか。それは世田谷区の区役所に行くための最寄り駅、下高井戸と三軒茶屋を結ぶ路面電車、東急世田谷線の駅の周りに広がっている。もちろん、その名の通り、松陰神社というのがある。そして、昔ながらの商店街がある(一部は、商店街ならでは?か、シャッターが下がったままになっている)。この、エリアに、若いアーティストや料理人、お店を出そうなんて人達が、こぞって移り住んで、「おしゃれな」街へと変貌しようとしている。下北沢の始まりがこうだったとか、東京の東側の下町で起こっている動きの西側版だとか、いろいろと言われているが、実際に歩いてみると、古い建物を、できるだけそのままにすることで、そのかわいさを強調させたり、こだわりの装飾を、できるだけシンプルに展開してみたり。なんとなく、京都でよくみるような感じの街並みになっていた。古本、花、パン、コーヒー、ランチにパブにカフェ&スイーツ。老舗の和菓子店が進出してきたり、複合的なリノベ施設ができたり。これからも広がりそうな気がする。