二千円札、世界遺産、サミット。なんとなく、すべてがリンクして一時、首里城が話題になったのはもうずいぶん昔。15世紀から450年間、琉球王国という日本とは別の国として栄えた、独自文化が風土に溶け込んで、ここはなんだか天気につられてアツク、気持ちよく、コントラストのはっきりしたところだった。ちなみに、世界遺産になっているのは、建物ではなく、その土台が中心だということにちょっとしたトリビア。
首里城エリアは白い珊瑚の道路、看板は茶色+白。だからローソンも、ここは特別だ。無料エリアだけでも十分高台で、見渡す那覇市内一望が気持ちい。有料エリアは、本殿の中をぐるっと見学。天守閣もお堀もない「城」の様子をじっくり見学して、有料エリアも十分楽しめる。ここは二、三回行って、徐々にいろいろと見てかみ砕くのがいいのかと。
個人的に一番よかったのは展望。特に、海を見渡すのはもちろん、ちょうど沖縄芸術大学を正面に見る市街一望。この自然の中に、この街。うまく言えないが、なんだかとてもよかった。