京都ならではの
「じっとしていたい空間」

夏、京都は一乗寺
山の中の「詩仙堂」にて

四季折々の顔を持ち
喧噪から離れた山の中

ししおどし
風の音

坂の下の幼稚園で運動会か?
マイクの音と歓声が
どこか遠く

ごつごつした「固体」を持たず 風にゆれる緑がつつむ空間

簡素 かつ ナニモナイから故の豊かさ

あ〜
このままじっとしていたくなる


その空間美に 京都を訪れ その限られた時間を 贅沢にも無駄にする

その 感じが ならでは、だな、と思ってみたりする

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