東京スカイツリー (step1)
Narihirabashi Sumida-ku Tokyo, JAPAN
2年前の秋、まだ「スカイツリー」という名称すら決まっていない時期に、ぼくは「新東京タワー建設予定地」を訪れている(repot参照)。あれから建設は開始され、隅田川へと流れる小さな川沿い、そして業平橋駅前から続く小さな橋は、カメラを抱えた人が散見されるようになっていた。昨日、2009年7月4日、発表されている数値でいくと61mまで出来上がったという。完成すれば610mの世界一のタワー。その10分の1に来たということになる。浅草から隅田川を渡り、歩いていける立地。完成すれば観光スポットとしては幅広く人を集めるだろう。クレーンが動くその上空、今は「向こうの空」が見える場所にタワーが建つ。「Always三丁目の夕日」で建設途中の東京タワーの映像が印象的だったぼくは、完成する2011年の冬まで何度か足を運ぼうと思っている。このタワーが「あって当たり前」になる頃、まだ「無い」今がとても貴重に思えるからだ。そういう意味でも、「逆」に絶景スポットとしてリストアップしたい。
ちなみに、業平橋駅前に「info PLAZA」があり、そこには完成予定の模型やビデオ映像などスカイツリーについての広報資料がそろっている。そこにあったボードによると、ビルディング・シュミレーションなるものがあり、STEP1〜6まで。二つの展望台、真ん中を通るエレベーターなど、建設の段階が区切られていた。現在は、基礎部分のstep1にあたる。
左)業平橋駅ホームから見たスカイツリー。中央)インフォ・プラザ内の完成模型。