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(Society 5.0)



内閣府の科学技術政策として提唱されている「Society 5.0」は、

“サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)”と定義される。

狩猟社会(Society 1.0)
農耕社会(Society 2.0)
工業社会(Society 3.0)
情報社会(Society 4.0)

に続く、日本の未来社会の姿として、Society 5.0が提唱。

すべての人とモノがつながるIoT、人工知能(AI)、ロボットや自動走行車など、未来を思わせる技術(システム)が、現代社会の問題を解決してくれるとされている。

あくまでも、ロボットがAIを持ち、人間を追いやるSF映画のような未来ではなく、人間中心の社会を創りあげるためのもの。

知識や情報が上手く連動されていない問題はIoTで、高齢化社会や限界集落などの問題は、ロボットや無人走行車やドローンが、そして、人間は、煩雑な日々の作業に費やす時間をAIが解放し、人は、人として活力に満ちた室の高い生活を送ることができる。と、される社会がSociety 5.0だ。

今の言葉としては、そんなSociety 5.0を実現するため、実験的におこなわれる「スマートシティ」というものもある。

全国の多くの自治体で、今後のまちづくりの基本となるテーマの取り組みが増えてくるだろう。

それにしても、このSociety 5.0は、情報社会に続いて、何社会と呼ばれるのか。



2022年1月16日記