(「スーパーシティ」構想)
内閣府の国家戦略特区が第4次産業革命の体現を目指す
「まるごと未来都市」
というのが、この「スーパーシティ」構想だ。
民間ではトヨタ自動車が打ち出すウーブン・シティ(モビリティの効率・オート化)や
アメリカ、カナダ、オランダ、フィンランド、シンガポールなど
各国のスマートシティがある。
これらを受けての「スーパーシティ」という構想。
具体的には、
実装する技術として、
・全ての行政手続を、個人端末で効率的に処理。
・エネルギー、上下水、リサイクルなどをコミュニティ内で最適管理。
・全てキャッシュレス。エリア内は現金不要。
・自動走行、・自動配送
・遠隔教育、遠隔医療・介護などである。
AI及びビッグデータを活用し、
社会の在り方を根本から変えるような都市設計といえる。
街なかでは、
すべての買い物がキャッシュレスで、
お得なポイントも顔認証などで一括管理される。
いつでも何処でも
必要な時に必要なモノを
自動配送で届けてくれるので、
宅配ボックスはもはやッ不要となる。
車両は自動走行となる。
ゴミの収集は
満杯になったことをセンサーが感知して
自動ゴミ収集が行われるので、
曜日を問わずにゴミ出しができる。
家の中でも、
遠隔教育で
一人ひとりに即したコンテンツを学び、
真夜中でも
遠隔医療でネット診断が可能。
行政手続きは、
最初の手続きさえ行えば、
あとは個人端末からネットで簡単に処理できるという。
これらの構想を支えるのは、
インフラであり、デジタル情報だ。
新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言で
家の中(在宅)の様子は強制的に「スーパー」化した。
ネット診断が初診から解禁され
多くの私立学校はウェブ授業を行っている。
後は、紙ベースで未だにファックスが大活躍している
行政、市区町村の各種手続きだ。
これを速やかにデジタル化して
効率的で迅速な対応ができれば
スーパーシティも夢ではない。
国家戦略特区のホームページ、このスーパーシティ構想の箇所には
地域の「困った」を最先端のJ-Tech(※)が、世界に先駆けて解決する。
企業の技術力を、地域で役立てる!スーパーシティの実現を国がともに取り組みます!
(※)J-Techとは、世界に誇る”日本で展開される技術”Japan Technologyの略
と記されている。
2020年5月16日記