例えば、
日常的に通うスーパー(私の場合「サミット」や「オオゼキ」)では、
特別な何かとの出会いを求めるというよりは、
お買い得品やポイントを貯めて、というところが大きい。
そんな「普段使い」のスーパーマーケットはもちろん、
高級スーパーまでものが、
お出かけ先や旅先では観光資源になるのが、
なんとも「ならでは」だ。
ロンドンではSainsbury'sやTESCO、
ニューヨークではTrader Joe'sやZABAR'Sが、
一つの旅の目的になったりする。
これだけエコバック必須の世の中になれば、
それぞれのスーパーのエコバックがアイテムとしては価値ありだ。
特に、Trader Joe'sのヨーグルトプレッツェルは、
毎日のように2〜3袋買って、家族で毎晩食べていた。
国内でのお出かけでも、
関西に行けば「ikari」でわさび&マヨネーズのせんべいを買ったり、
長野に行けば「TSURUYA」で野沢菜のおやきを買う。
ミシュランが、〈わざわざ訪れるだけの価値があるレストラン〉を星付けしたように、
各地のスーパーマーケットも★でおすすめ度を示してほしい、とすら思う。
札幌や沖縄、福岡、広島、岡山、大阪、兵庫、京都、名古屋に仙台などなど、
いろんなところで、いろんなご当地スーパーが存在して、
それぞれのプライベートブランドとして一品を取り扱っている。
それぞれの商品を買って、
食べたり使ったりして「ならでは」だな、と思うというより、
ご当地スーパーに入って、棚に並ぶ商品を、
カートをひいたりしながら買い物をする地元の方の会話なんかが、
本当に「ならでは」だ。
その光景に、いつも、〈ここだけ〉感を思う。
ご当地スーパー
ならではの
〈ここだけ〉感