東京都指定有形文化財「百段階段」という空間で
現代アートを魅せる。それも
オンラインギャラリーのTAGBOATがセレクトした
新進アーティスト30名の独創的なアート作品を展示して。

見所としては、さまざまな技法を用いての展示、空間作り、
そして、時代を超えたコラボレーション。
1935(昭和10)年に建てられた
旧目黒雅叙園3号館:通称「百段階段」は、
館内で現存する唯一の木造建築。そこにある現代アート。
それは、未来の巨匠の作品を「アートのある生活」にというコンセプトで
作品には「値段」が付いてる。
これ、7万円なのか。買ったとして、どこに飾ろうか
と自分の生活の中に、作品が単体でやって来るという感覚もある。

百段階段という木造建築は、真っ直ぐのびる99段の階段、
100は偶数であり、満了の数なので
奇数が縁起がいいとする中国の風習もあって
99段で留めている。
ただ、これだけ真っ直ぐ伸びる、みしみし音を立てる木の階段は
上るだけで、わくわくする。

99段の階段を上る間に、7つの部屋(間)がある。
十畝の間、漁樵の間、草丘の間、静水の間、星光の間、清方の間、頂上の間。

そこに飾られたアーティストは
Aira、AKI、ayaka nakamura、Limo、TARTAROS JAPAN、
石井七歩、石川美奈子、伊藤咲穂、大槻透、カネコタカナオ、
鴨下容子、神田さおり、小池正典、後藤夢、乃榊貴美、
塩見真由、田村久美子、坪山斉、友成哲郎、西島雄志、
橋本仁、濱村凌、早川モトヒロ、ヒロ杉山、廣瀬祥子、
ホリグチシンゴ、前田博雅、柳田有希子、山口真人、渡邉光

いくつも「欲しい」と思えるものとも出会えて
素敵な時間が過ごせた。


























































→ atelierに戻る


TAGBOAT × Hyakudan Kaidan
〜文化財と出会う現代アート〜
TAGBOAT×百段階段 展
@ホテル雅叙園東京
2020年9月13日(日)