大阪ならではの
「太陽の塔」

なんとなく「まいど」って挨拶が似合う。大阪モノレールに乗って万博記念公園に行くと、なぜかいつも晴れてて、それから「まいど」って言って迎えてくれる太陽の塔。言わずと知れた岡本太郎の傑作だ。

「こんにちわ、こんにちわ、世界の国から」と歌っていたあの「万博」のシンボル。う〜ん、やっぱり「こんにちわ」ではない。しつこいようだが、「まいど」だ。

例えば、パリ万博ではエッフェル塔がシンボルで、それがそのまま「パリ」の顔になった。この太陽の塔が持つ4つの「顔」は、大阪の「笑い」や「インチキ」や、「親しみ」や「昇り切れなさ」なんかがズバッと表現されているようで、本当に大阪ならではだな、と思う。個人的に、この塔は、オブジェとしてもアートとしても、シンボルとしても、大好きだ。

「太陽の塔」前にある説明書きより

万博開催当時のままに残されています。
作者は、岡本太郎氏です。高さは65mで、
アメリカの自由の女神は47mです。
万博期間中、塔内への入館者は900万
人を数え、顔は頂部の「黄金の顔」 中央
部の「太陽の顔」 背後の「黒い太陽の顔」
の三つがあり、会期中には地底部に「地
底の太陽の顔」もありました。

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