高幡不動尊金剛寺
京王線ユーザーには聞き慣れた高幡不動(駅)。多摩動物公園に行く際に乗り換える駅だ。その駅の近くにあるのが、ここ。関東三大不動のひとつであり、新撰組の土方歳三の菩提寺ある高幡不動尊金剛寺。が、なぜ、シーニックか?と言えば。これが東京近郊(そんなに遠出しなくてもすむ)日野市にあるということ、そして、その構え方というか、あり方が、とてもバランス良く、地域に根付いている感じからだ。
参道を抜けると、重要文化財の仁王門があり、そこから常香炉を抜けると不動堂。ここで行われる護摩修行は見物だ。激しく焼かれ、炎が燃え上がり、その勢いがすばらしい。中に入ることもできるので間近でみるのもおもしろい。左側には五重の塔、奥には借景も見事に大師堂があり、全体の広さが丁度良い。この日(2019年3月16日)始めて訪れたが、それは、その日の朝のテレビ番組で、不動尊の立派さと、龍の天井図のある場所で手を打つと響く「鳴り龍」を説明しており、息子が行きたいと言ったからだ。特に下調べもせずに、ゆったりと休日を過ごしてから、さぁ、行ってみるかと腰をあげたのが遅く、大日堂(鳴り龍のあるところ)がまさかのクローズ(夕方4時で閉まる)だったが、だから、か。
人も少なく、ベビーカステラを売るテントも店じまい寸前で、ちらほらを人がいて、蚊や虫が多く。夕方の、なんとも、この時間帯が、とても良かったのかも知れない。
→Secenic Spot topへ
.