2018年7月1日（日）武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたFC東京キッズクラブフェスティバル。サッカーW杯のロシア大会に帯同していた久保建英は帰国後、すぐにこのフェスティバルに参加してくれた。当時6歳の息子は、大ファン。それは憧れで、もう、夢中だった。子供の目を輝かせることのできるファンタジスタ。久保建英は、ホットだ。

バルセロナに天才がいる。そんなニュースから、注目し始めて、色んなルールの中で帰国した彼は、FC東京へ。華麗なプレーよりも、その線の細さ、すぐに倒れるというのか印象的な「久保くん」時代。彼はJ-3で活躍した。2018年、いよいよトップチームに入って活躍が期待されるも、まだまだフィジカル面で劣り、出場機会のないまま横浜FMへ期限付き移籍。そこで、J初ゴール。流石だな、と思って・・・

今年！

2019年、お帰り、建英。この半年間の彼は凄かった。とにかく猛スピードで成長し、雰囲気が2倍にも3倍にも大きくなっていた。リーグ戦の序盤、活躍はするものの、ゴールが遠かった。が。

そして、FC東京として、いやJリーグとして最後となった大分トリニータ戦。久保建英は2ゴールをマーク。ボールを見ないドリブル、そしてどこからでるかわからない天才的なパス。さらにはゴールも奪えるという姿を見せてくれた。感謝！東京でプレーでしてくれてありがとう。

2019年6月14日（金）、18歳の誕生日を10日前、
日本代表で迎え、世界中の注目の中、古巣バルサではなく、
ライバルのレアル・マドリードに完全移籍。

これからの活躍にただただ期待し、
とても実は複雑な、初めからいなくなることは
分かってはいたがどうも寂しい、そんな旅立ち。

2019年6月15日、東京は雨。
今日は本拠地味の素スタジアムで
イニエスタのいるヴィッセル神戸との闘い。
わが家は応援に行く。

久保建英は、
20年ぶりに招待されて出場する
コパ・アメリカで、日本代表の選手として

ブラジルにいる。