(テレ)
中国の武漢市で発生し、
パンデミックとなった
新型コロナウイルス感染を受けて、
多くの企業が
在宅勤務を中心としたテレワークを適用。
全国の学校一斉休校と重なって
巣ごもり状態となった2020年3月現在、
「テレ」は今を示すコトバだ。
テレフォン、テレビ、テレカンファレンス。
遠隔を意味するテレを冠にした
テレワークは、遠隔で働くことを意味する。
人が一か所に集まると
リスクが高まる感染を避けるための処置で、
都市部の通勤混雑を緩和することにも
一役買っている。
ただ、
テレビやテレフォンのように、
インフラとして「当たり前」になっているわけではない
テレワークのシステム環境が整わず、
なかなか完全に移行できない企業や、
テレワークでテレビ会議をしたり
チャット会議をしたりでは、
思うように仕事が進まなかったりと課題も多い。
これから未来の「ありたい姿」のための【テレ】。
その準備を急ぐ機会として、
皮肉にも、今回の新型コロナ感染は
一役買った形になっている。
2020年3月14日記