東京は護国寺。境内を全面的につかって「チベット」に変えるイベントがこれ。門をくぐるとインフォメーションセンターがあり、ワゴン車の屋台がチベットキッチンと称してモモなどを提供。バター茶を飲めるエリアの後ろには大きなテントが。そこで民族衣装に着替えて写真gがとれる。ステージではチベット音楽を奏でる。本堂へ続く階段を上がると、本堂をステージにした仮面舞踏(夜のみ、チケット別)。本堂内には、砂曼荼羅が奉納されている。出口では赤い紐が配られ、仏様と「縁」ができたとか、繋がっているとか。腕に巻いてみる。
何と言っても見所は「桂昌殿」。刺繍の曼荼羅やチベット工芸品、そして、僧侶が実際に作業中の砂曼荼羅の様子が見れる。入場制限があるので、殿内は混まないが、待たされた。スポットライトを浴びた赤い袈裟の僧侶が作業する姿は、見世物ながら厳かだった。息子も黙って、じっと眺めていた。気圧されるものがあったのだろうか、と。
最後は物産展。チベットのクラフトやノート、仏具が変える。一見して惚れたノートを買った。本棚の中で、ほどよく強調して、とても良い感じだ。