ぼく、トラのもん。未来の東京へようこそ。藤子プロと森ビルのダブルコピーライトで生まれた白い「トラ」。ドラえもんよりも、かわいいのでは？と思えるキャラクターが、虎ノ門ヒルズの一番の特徴。耳のない猫型ロボットと白いトラ。オフィスとハイヤットの最高峰ブランド「アンダーズ東京」、レストランにレジデンスが入った実質上都内一の高さを誇るビルだ。ヒルズの中では、六本木ほどいろいろはないけど、表参道よりはキャラがたっている、というところか。

レストランでは、まず「糖朝」に並んで、スペインバルの「ジローナ」。そこもなかなか込んでいるなぁ、と創作うどんの「あんぷく」をのぞく。どうもしっくりこないなぁ、と、子連れの二家族移動なので、空いていたイタリアンへ。「虎ノ門ARBOL」。パスタ二種にラザニアなどがランチメニューで選べる。ペペロンチーノが美味だった。子供たちも、ボロネーゼを大盛りにして、美味しそうに食べていた。

食事も終え、まずは「トラのもん」に会いに行く。大きくも小さくもない、なんともちょうどいい？大きさのアスコットの前で写真を撮る。

それにしても、館内にフリーで座れる（休める）椅子がデザインも様々に豊富だな、と。

雨も上がって、この日の夕方行われるライブの準備が進んでいた。芝生広場の横、柔らかい質感も小高い山なりのプレイランドがあり、子供はそこで飽かず走り回る。そう大きくはないこのスペースがあるのとないのでは大違い。ここで走り回ってくれたおかげで、ちょっと疲れた子供達を連れて、一回にあるアンダーズ直営のカフェ、「BEBU」でビールとポテトを。

何かを買う、何かのレセプションに来る、何かの・・・という明確な目的がないとなかなか来ない立地だし、なかなか来ない施設であることは間違いない。

が、できたての今、トラのもんに会いに行く。ということだけでも、まぁ一つの価値はあり、かと。