two-way player

大谷翔平のSHOW-TIMEで、一気に「二刀流」がアメリカで広まった。スポーツの世界でオフェンスとディフェンスを一人で両方やること、これを【two-way player】という。このコトバを、MLBの世界に一気に広め、そしてその活躍ぶりで熱狂させただけでなく、「ふたつやる」プレーヤーがプロの世界で「本気」で広がったことが、コトバの意味を大きくしている。

ピッチャーで4番、という高校野球ぐらいまでならけっこういた選手が、プロで、それもメジャーで、やってのけたのだから、この影響力は多大。野球の神様ベーブ・ルースと比較され、2桁勝利・2桁本塁打を達成したショーヘイ・オータニは、本塁打の量産が止まらない。

いろんなフィールドで「専任化」が進んで効率を求めた社会の中で、「ふたつやる」というスーパースターが、いろんな分野のこれからを変えるような気がしてわくわくする。

2022年9月5日記