2008年9月24日(水)
6日目

サマルカンド



いやはや、まいった、まいった。

下痢です。

しかも風邪気味…。




夕べ、9時半にはたぶん寝てしまったが、12時ごろ腹痛で目覚め、そこから2時間近く?トイレにいってはずーーっとしゃがみ、ねじり上げるような腹の痛みに耐え、さらにはラグマンがリバースして戻したり…。上からも下からも大忙しで大変だった。


何をしてもおさまる気配がなく……、もうただしんどく「あー、部屋かわってよかった!」とつくづく思ったり。
なんとか布団をかぶって眠り、7時に起きても下痢は治らず、友達にもらっていた下痢ストッパーを飲む。
かみ砕く?やつを水で流し込んでしまったので、効き目薄なのかな?

いまいちきかない。


それから本を読みながらまた眠る。体が熱い。熱もあるようだ。
こういうときに限って、風邪薬をもってきていない。


11時ごろまで眠る。蟻はやっぱりいるなぁ、ベッドに。しかたないか。


B&Bなので朝食はたべないともったいない。が、朝食をたべるとおなかがゴロゴロと…。今、これを記している12時現在、とてもつらい。あーもーなおれー。


サマルカンドで今日一日、インターバルをおいたこと、3ドル高くなったが角部屋で落ち着けるところにかわって、本当によかった。昼過ぎ、街へ出る。あいかわらず暑い。サマルカンドまで一緒にきたベルギー人の男性が泊まっているというフルカトホテルの前を通り、学校帰りの子供たちに挨拶しながらレギスタンへ。左側の裏道を回ったり、正面のベンチに座ったり。何度みても、やっぱりきれいだ。

そのままグリ・アミールまで歩く。ソフトクリーム、食べたいがおなかが心配なのでやめた。グリ・アミールの前で小鉢と小皿、2つで7000スムを買う。おみやげだ。スザニや小さなかばんもよかったが、手書きの、2つとして同じものがない陶器に惚れた。露天なので決して「ええもん」ではないが。

近くにあったポストオフィスで切手200スムを買う。店番の子供はサングラスをかけ、なんともまぁ堂々とした仕草で、逆にかわいらしかった。

宿の近くのスーパーでファンタオレンジと水を1200スムを買う。一度宿に戻り、炎天下の中、ちょっと歩いただけで変な汗をかく体調の悪さ…。

ミュージアムに行こう、行こうと思いつつ、うたた寝してしまい、5時にしまるミュージアムなのに4時半に起きた。あ〜あ、あきらめた。

夕日をみようと、まずはレギスタンへ。まだ早いかと、アフラシャブの丘を目指す。そうそう裏道?というかバスターミルのあたり、なかなか雰囲気がよく、店も多かった。

タシケント通りを北上して、ビビハニム・モスク、シヤブ・バザールを超える。バズラティ・ヒルズ・モスクを超えると丘がある。夕日はかなり傾いてきた。かつてサマルカンドの中心、この丘から眺める下町?はなんともいい。と…、とにかく夕日の時間に間に合うようにレギスタンに戻らなければ!チンギス・ハーンに追われた、かつてもサマルカンド人は、こんな風にして丘からくだったのか。などと考えてみた。

そして向かって左側、西におちそうな夕日に照らされたレギスタンは、またよかった。朝、正午、午後、夕刻、ライトアップと、サマルカンドに3日いて、すべての時間帯のレギスタンを見たが、陽が強すぎる日中よりも夕刻の方が断然いい。

宿での夕食。スイカにカボチャの煮たやつ、具だくさん野菜スープにパン。

…ほんとうに食欲もないが、口にもあわず、ほとんど残して蜂蜜をつけて食べるパンとチャイだけを流し込んだ。体調の…せいだろうか。

ごめんね、いつも残して。気のいいスタッフのみんなに悪いように思う。昨日のパキスタン人のおじさんとまた一緒で、きまじめなヨーロッパ系の女性が「テレビ、みてないならきって」と…。

日記を書き、最後になるのできれいにパッキングをすませ、シャワーをあびて寝る。

おなか、並びに体調、はやくよくなってくれ!


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