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日本でいうトタン屋根のトタン。それを再利用して緑(草花)を描くアーティスト、ターンさん(本名Wittaya Pised)。まだ午前中に訪れたにもかかわらず、唯一?アトリエに来ていたアーティスト。ものすごく気さくな人で、自分の作品について説明してくれる。「日本風だろ」とご本人も言うように、なんとなくそんな感じがする。他にもたくさんの作品があって、なるほどすばらしい。ご本人とメールアドレスを交換し、フェイスブックも友達になった。下記のご本人のフェイスブックには、不定期ではあるものの、作品がアップされるので要チェック。
FB wittaya.pised


材料置き場というか裏庭というか。スタジオ(アトリエ)の奥側にもこんな遊び心いっぱいの絵が。鉢植えの葉をこう飾ると、なかなかおもしろいのか、とか発見したりして。

V64 Art Studio @バンコク(タイ)
2012年06月01日

絵画や写真、彫刻など様々なアートを生み出すスタジオ(アトリエ)を中心に、小さなショップや簡単なカフェ、アカデミーやアコモデーションまでそろえたワークプレイス。
昨年、洪水の影響でオープンが遅れていたが、ようやくオープンした。

場所は非常に辺鄙だ。
国内線を中心にしたドンムアン空港の近く、バンコク市内からは、まずBTSでMo Chit駅まで行き、そこからタクシーで100バーツだった。
これだけ辺鄙なところまで「わざわざ」行く価値は、ぼくは十分にあると思う。
タイ人だけではなく色んな国のアーティストがアトリエを構えている。
日本人もいる。

原色だったり風景画だったり。ザ・アニメ的なキャラクターものもあって、本当に様々だ。
総合インフォメーションで写真を撮っても良い許しを得た。そして、最初のスタジオで、圧倒的な象の絵に、ぼくはしばし口を開けて呆然となった。

そこから、一心不乱。
この日、午前11時頃に訪れたので、まだアトリエにはほとんどの人がおらず。おそらくは昨日の続きのところで作品が止まっていた。生み出されてゆく過程を、まるで「ギャラリー」のように見れるスペースが、他にないほどのここの魅力だろう。

ここはアートを生み出す場。先月の風景は古くなって、再来月なり来年なりの未来を見据えた「今」の作業がここにはある。何度行っても、その時々で違う「アート」が見れる。

ぼくはたぶん、今度からバンコクを訪れる度に、ここに顔を出すだろうな。