2022 FIFA ワールドカップカタール アジア2次予選
ホーム開幕戦 日本代表 vs モンゴル代表


@埼玉スタジアム (2019年10月10日)

ワールドカップの予選を見に行くのは、考えてみれば初めて。これまでは、E1だったりキリチャンレばかりで、ロシアW杯へ向かう直前の試合も見たが、今回とは少し雰囲気の違うものだった。今回は、vsモンゴル戦。力の差は歴然だが、何が起こるかわからないのがワールドカップ予選。その中でホーム開幕戦となる今回は注目度も高かった。

招集されたサムライブルーに向けられるのは熱い視線だ。ほんの4か月前、6月に味の素スタジアムでFC東京の一員としてvs大分と戦っていた久保建英は、サムライブルーのユニフォームを着て、しかも、それが定着して帰ってきた。(出場機会がなかったのが、本当に残念だが)。

さて、まず、このワールドカップへ向かう第一歩、扉を開いて一歩目を踏み出したという点で、今回の試合はホットだった。加えて、地球最大規模とまで言われる台風19号が接近する中、雨予報の平日、木曜日の夜からの試合にも関わらず、サポーターが詰めかけ、埼玉スタジアム特有の「近いピッチ」も興奮度を上げてくれた。

ゴール裏(南側だけど)は自由席。あさいちで席取りの順番に並んでくれた妻のおかげで、私も息子も6列目といういい場所で観戦ができた。これも、加えるところのホット要素だ。近い。練習中にはボールががんがん入ってくる。特に、モンゴル側のゴール裏で、モンゴルの選手のシュート練習では、これでもかというほど観客席にボールが飛んでくる。(これでいいのか?まぁ、これからか)。

試合が始まると、柴崎岳の動きをピッチレベル(の目線)で追い、中島翔哉のドリブルに興奮する。吉田麻也はでかい。富安もでかい。キーパーの権田は、暇だったんじゃないか。というほどに、日本が、まるでサッカーゲームのように面白いようにボールを運び、6得点。長友までゴールを決めてしまうおまけつきだった。ホット、ホット、ホットで、ホッとした勝利。

ただ、残念なのは建英のプレー、翔哉のゴールが見られなかったこと。これから、これから。どんどん厳しくなっていく予選の戦いから、目をはなさず、腰をかるく、声の限り、応援する。

サッカーの試合観戦は、やっぱりホットだ。