無風空間で揺れるキャンドル
そっと繰り返す呼吸が明日へ
誰も知らない地下への階段
手探りで降りてゆけば明日へ
広がって、
群がって、
そしたら面白がって、
また、手を伸ばすんだ。
僕は僕自身のスクエアで生き
行き交う人達との間に壁を築く
近づき過ぎず離れ過ぎず
ただ、小さな窓からから外を眺めているに過ぎないんだ
独り取り残されない為の笑顔
僕をまだつなぎ止めている鍵
自分だけのスクエアは守りたい
けど周りは賑わっていて欲しい
誘って、
断って、
たまには面白がって、
知らん顔してしまうんだ。
君にもまた君のスクエアがあり
お互いが踏み越えてしまう暑い夜
知りたいことは全部を探らず
ただ、自分勝手に理解して窓を閉じる そして僕の空間へ
僕は僕自身のスクエアで生き
息をひそめて明日を待つんだ
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