矢継ぎ早に繰り出される君の言葉
らしく無い仕草でまき散らし
止まらない感情をむき出しのまま
全てを僕にぶつけてる
黙って見つめる僕の真上を
できたての言葉が通り過ぎては
取り繕う僕の優しい気持ちも
注いだ風になってしまう
うまく言葉が見つからないから
君の全部を むき出しになったその全部を
強く、強く抱きしめる
誰かのせいにして今を受け止め
何かのせいにしてどこかに逃げ込む
言うだけ言って、泣くだけ泣いたら
ゆっくり眠ればいい
黙って抱きしめる僕の中で
疲れ果てた君が眠りにつけば
静かに刻む呼吸のリズムも
これからの力に変わるような気がする
何から始めればいいか分からないから
眠った君の温もりだけを感じて
強く、優しく抱きしめる
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